『ウインドウズデータとPDF』

PDF(ポータブル・ドキュメント・フォーマット)はアドビシステムズが開発したファイルフォーマットです。作ったシステムと違う環境でも、Adobe acrobat reader(PDFが閲覧できるフリーソフトです。)がインストールされていれば、同じ体裁で閲覧、プリントアウトができます。印刷システムの出力用データも現在はPDFが標準のフォーマットになっています。
ただしPDFにはさまざまな保存オプションがあり、用途に合わせて最適なオプションを選択しなければなりません。入稿されるアプリケーションがイラストレーター、インデザインでしたら"X-4"もしくは"X-1a"をお選びください。
ウインドウズソフト(ワード、エクセルやパワーポイントなど)からもAdobe acrobat(リーダーではなくPDFが出力できる有償ソフトです)がインストールされていれば、上記の形式で出力できます。その他のPDF作成ソフトで上記の形式がない場合は、なるべく画像の解像度が維持される形式で保存してください。当社で変換します。
●ウインドウズデータ(ワード・エクセル・パワーポイントなど)入稿の注意点
ウインドウズデータそのものを入稿される場合は事前に打ち合わせが必要になります。
まずはフォントの有無。当社では一般的によく使用されるウィンドウズ用フォントには対応していますが、一般的でない日本語フォント、欧文フォント(種類が多い)やフリーフォント(原則不可)は注意が必要です。


『画像の解像度について』

画像にはベクタ画像(イラストレータで作成するような線画で、拡大しても品質が変わらない)とラスタ画像(カメラで撮影したようなドットで構成されている画像で、拡大すると荒れる)があります。印刷では原寸で300dpi(1インチあたり300ドット)が必要とされます。ワードやエクセルの初期設定では画像は挿入した時点で225dpiに調整されます。そのため印刷すると写真が少し粗い仕上りになりがちです
回避方法
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『特色とcmyk』

特色は、印刷においてプロセスカラーでは再現できない色を表現するために、あらかじめ調合されたインクのこと。スポットカラーや特練色ともいう。語源は「特別な色」や「特殊な色」「特別に調合した色」と考えられる。調色することを「練る」と言う業者もあり、「特練色」は「特別に練った色」である。
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『カラー印刷、帳票に適切な用紙は?』

さまざまな紙製品 経済産業省(旧通産省)では1948年以来、紙・板紙・パルプの品種分類を所管しており、「生産動態統計分類」で紙を分類している。2002年以降の分類は次の通り。
新聞巻取紙[編集]
新聞に使用される新聞紙のこと。「新聞用紙」とも呼ばれる。
印刷・情報用紙[編集]
印刷用紙は印刷されることを前提とした紙を、情報用紙は情報システム用の紙を指す。経済産業省の分類では、以下の5つに分類されている。
非塗工印刷用紙
表面を顔料などで塗工していない印刷用の紙。ただし、筆記性や表面強度を改善するため、デンプンなどの薬品が表面に塗布されることも多い。
化学パルプの使用割合により、上級印刷用紙(100%、上質紙)、中級印刷用紙(40%から100%、中質紙および上更紙)、下級印刷用紙(40%未満、更紙)に分類される。辞書本文などに使われるインディア紙などの薄葉紙も含まれる。
塗工印刷用紙
上級印刷用紙や中級印刷用紙を原紙とし、表面に塗料を塗布した印刷用紙。塗料の量などにより、アート紙・コート紙・軽量コート紙などに分類される。詳細は塗工紙を参照。
微塗工印刷用紙
1987年頃に登場した比較的新しい品種で、塗料の量が塗工印刷用紙よりも少ない。
特殊印刷用紙
色上質紙・官製はがきなどを指す。
情報用紙
コピー用紙、インクジェット用紙、ノーカーボン紙、感光紙、感熱紙などを指す。
包装用紙の例
包装用紙[編集]
印刷用紙より強度があり、包装紙や封筒に使用される紙である。
未晒し包装紙は漂泊されておらず茶褐色。重袋用両更クラフト紙、両更クラフト紙などの種類がある。晒し包装紙は晒しクラフトパルプが原料で、純白ロール紙、晒しクラフト紙などの種類がある。
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